薬剤師の資格の魅力について書いてみた日記!?

小児科で働きたい人に仕事内容を教えます

2021年07月20日
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子供は体が成長段階なので、発熱や下痢、軟便などをしやすい傾向があります。小児科で働く医療スタッフは、子供の体に安全な医薬品の処方を行う必要があります。薬の数を間違えないように、何度も繰り返してチェックが必要です。

子供には安全性の高い薬を処方します

小児科では赤ちゃんから、中学生ぐらいの子供が通院をしています。子供は大人に比べると、消化器官が未発達なので下痢や軟便、便秘をしやすいです。下痢や軟便を放置しておくと、脱水症状を起こすことがあります。成長期は発熱がしやすいので、体の弱い子供のいるご家庭は定期的に通院をすることが多いです。

小児科で働く薬剤師は、子供の体に負担が少なく、安全性の高い薬を処方する必要があります。薬を嫌がる子供が多いので、ゼリー状のオブラートを用意したり、苦みが少なく甘味のある薬なども取り扱っています。

比較的粒の小さい医薬品を使用しているので、病院や薬嫌いの子供でも、服用しやすくなっています。親御さんに正しい服用方法を指導するのが仕事です。

ステロイド剤が使用出来ない子供の安心です

赤ちゃんや幼児期の子供は、体の痛みや痒みなどの不快な症状があっても、自分でうまく伝えることが出来ません。日頃からお世話をしている母親に症状を聞いておくことで、病気の診断が付きやすくなります。現在はアトピー性皮膚炎、花粉症、喘息などのアレルギー疾患に罹る子供が増加しています。

小児科のクリニックでは、非ステロイド系の塗り薬などを処方するため、ステロイド剤が使用出来ない幼児期も安心です。小児科で働く薬剤師は、子供の扱いに慣れていたり、わかりやすく丁寧な説明が出来る人が向いています。

基本的には日曜祝日は休診の職場が多いので、体力に自信がない場合でも無理なく働くことが出来ます。

薬の相性を確認する必要があります

小児科や産婦人科クリニックは、全国的に減少傾向にあるため、比較的混雑している時間帯があります。医師は診察や検査を行ってから、薬の処方箋を書きます。薬剤師は、薬の飲み合わせなどを考えながら、慎重に処方をしなければなりません。

子供の体は大変デリケートなので、薬の数を確認してミスをしないことが大事です。ミスをしないように、何度もチェックをすることが大事です。大変責任は重いですが、やりがいを感じることが出来ます。

産婦人科クリニックでは、生理不順や月経前症候群などで悩んでいる場合は、副作用の少ない低用量ピルを処方させることもあります。薬に関する知識が豊富で、細かい気配りのできる人が向いています。


 

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