薬剤師の資格の魅力について書いてみた日記!?

製薬会社として新しい分野に踏み切る

2021年06月29日
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国内で満足することなく、現在は世界に目を向ける薬剤のスペシャリストもいます。世界の大手メーカーでは、難治・希少疾患にシフトするのではないのか、今現在、医薬品業界の未来像というのは、新薬に関する内容に切り替えられていると言われており、薬剤のスペシャリストたちも、そうした分野に注目を集めていますし、患者もまたそれで救われると言います。

無償で治療などができないのも致し方ない

世界の製薬会社は、高血圧や糖尿病など、患者数の多い疾患の領域をメインとした医薬品を開発・販売しています。医療は人助けでありますが、その人助けには医療機器も必要になれば、医薬品、そして医療従事者も必要になり、売り上げを伸ばすことが必要になります。

無償でケガを診たり、手術をできないのも患者は理解しなければなりません。もちろん、その治療薬にもジェネリック版が発売されています。こちらは患者に寄り添ったリーズナブルな価格帯で提供されており、患者数が非常に多い疾患では評価されています。

しかし、製薬会社においては、単価が安いということもあり、売り上げが落ち込むことになります。そこで新たに目を向けるのが、アンメットメディカルニーズという医薬品です。

新しい疾患へとシフトされてきている

薬剤師であれば、聞き慣れた専門用語であるアンメットメディカルニーズとは、治療が難しい疾患群、また患者数が少なく、病態も特定しにくいといった希少疾患群を指しています。薬剤のスペシャリストは、患者に対して服薬指導を行いますが、これらの疾患では、患者の遺伝子、生活環境、生活スタイルの違いまで考えた治療が求められるといいます。

今、ひとつ注目されているのは、バイオテクノロジーを駆使したバイオ医薬品の開発なのだといいます。これまでの低分子化合物ではない、そこに注目が注がれているようです。

市場規模が大きくなってきている分野

もちろん、ジェネリック版が発売されている昨今、こうした治療薬となるのなら単価が高くなりますが、患者や製薬会社は心配はいりません。患者や製薬会社にとっては国から助成を受けられるメリットもあります。世界規模で見てみても、バイオ医薬品の市場規模というのも、全体の約3割と言われています。

ですから、先進医療国にも含まれている日本においても、新たなビジネスチャンスだと捉えることができるでしょう。そうした考えで、早々と転職という行動に移るスペシャリストがいます。


 

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