接客スキルも大いに求められる職場です
2021年01月23日
ドラッグストアでの薬剤師は、販売スタッフや医薬品の相談役などを行います。業務内容が多岐にわたるので幅広いスキルや経験が求められるでしょう。就職・転職いずれでもドラッグストアの薬剤師に求められる能力がいくつかあります。
患者さんへの相談やスタッフとの連携が大切
ドラッグストアで働くことはいわば販売スタッフとしての役割が求められます。ただ販売するだけでなく、利用者の相談に応じたり数々の賞品を把握して管理をしなければなりません。
医薬品に関しても常に新しい情報を仕入れ、説明することが求められます。利用者の抱えている症状や悩みを聞き出し、適切な商品が提案することが大切です。高いコミュニケーション能力が求められるでしょう。接客業的な一面があるので対応力の良し悪しが店舗の評判にも影響します。
丁寧に接客することで利用者にまた相談したいと思ってもらえます。ドラッグストアにはアルバイト・販売スタッフ・ビューティーアドバイザー・栄養士など多様な人が働いています。スタッフとスムーズに連携して店舗の売上に貢献しましょう。
日々忙しい業務をいかにこなせるか
ドラッグストアでは利用者との距離が近いので相談を受けることもあります。小さな悩みを抱えて来店する人は多く存在します。利用者の悩みを聞いて適切な提案ができれば、医療機関では難しい地域のニーズに応えられるでしょう。
ドラッグストアはより地域に密着しているからこそきめ細かい対応が出来ます。ドラッグストアでは業務範囲がかなり広く、接客の比重が高くなります。利用者は年齢を問わず、健康意識の高い人から病気をかかえている人まで対応しないといけません。
レジ業務や品出しを行いながら顧客に対応し接客することになります。対応していても他の利用者に話しかけられたらそちらに対応しなければなりません。ドラッグストアでは複数の業務を平行して処理することになります。
いずれも要領よくこなせるスキルが求められるでしょう。業務が広いので忙しくはなりますが、やりがいやスキルアップを求める人には向いています。
将来的にはキャリアアップも視野に入れられる
ドラッグストアはOTC医薬品の販売だけではありません。レジ打ち、商品の補充を行います。店舗によってはPOP制作を行い売り場作りが求められます。年数が経てば発注や在庫管理などの経営補助も行うことになります。
以上を考慮すると業務用が多く日々忙しくなることは否定できません。深夜営業や24時間営業を行うドラッグストアでは夜勤のシフトが発生することもあります。遅い時間に売り場に立てばきついかもしれません。もちろん深夜勤務すれば給与に反映されます。
給与も勤務形態問わず高い傾向にあります。ドラッグストアもキャリアアップは期待できます。役職によって年収が変わる可能性はあります。売り場で経験を積むほど、副店長や店長などにキャリアアップすることになります。
店舗運営やマネジメントなどいわば管理職としても任されるようになります。将来的に多様なキャリアが期待できるでしょう。もちろん、本人の努力や実力で店舗の売上を伸ばすことが条件となります。