薬剤という知識をフルに活かすにしても、大病院だけがフィールドではありません。沢山のお客さんがいるドラッグストアでも十分に知識を深めることは可能で、薬のスペシャリストだからこその役割がしっかり果たせます。
生涯に渡る携わりをするスペシャリスト生涯の服薬を検討している患者さんにとっては、長い付き合いになるのが薬剤免許を取得する専門家(薬剤師)でしょう。慢性化している人、遺伝的な病気などが一例ですが、薬をやめてから数カ月で再発している場合であったり、過去に重症化している場合などでも検討すべきです。
薬剤の専門家にとっては、薬物療法にも関与しており、効果が出ていた時と同じ量を飲み続けたほうが再発率が低くなる、そうした話し・説明を患者さんにわかり易く行うようです。
ちなみに、塗り薬でも薬剤の専門家が携わります。ケガをして、しばらくたって痛みは感じなくなっても、傷口はまだ残っています。そこを何かにぶつけたり、強く擦ったりすると、またひどく痛んだり、傷口が開いたり、出血したりします。
痛みは消えても、傷口がきれいにふさがるまでに用心が必要なのです。だからこそ薬剤師は、誰もが気軽に足を運び、気軽に相談ができるドラッグストアにおり、そうした業務を担うような場所にこそ必要な人材とも言われています。
薬剤専門ですが、こうした医師以上に話しかけやすい立場にいるからこそ、様々な消費者(患者)の悩みを知り、知識をさらに深めるために勉強に邁進できるともいいます。大病院にはそれこそ、珍しい病気の患者さんの受け入れ体制が整い、症例数の少ない稀少な病気の知識が増えるでしょう。
しかし、酷な話し、その知識がフルに使えるのは専門医のいる病院に限ります。生きがい、やりがい、こうした内容には感謝されることもあるようで、お客さんから『ありがとう』『体調よくなったよ』などの声を直接聞ける場所へ転職するケースも増えているようです。
ちなみに、薬剤師は医師からの処方箋をもとに、薬を調合するだけですが、それでも患者さん目線で違和感などがあれば、医師に薬の変更を訴えることができる立場にあります。薬にまつわる内容は、医師と患者さんと3人で決めることにはなりますが、家族からの情報も重要だといいます。
副作用が起こっているのか、回復の兆しがあるのか、見分けるのはなかなか難しいことがあります。医師も薬剤の専門家も人間ですから、これまで身体がツラく、暗い雰囲気だった患者さんが明るく元気な様子で受診してくれば、嬉しい気持ちになります。
『この薬はよく効きますね、今はスゴく元気です』というように、薬剤の専門家でさえも患者さんと一緒に喜んだ気持ちになります。しかし、その背景に注意したい状態がある可能性は否定できず、早く気づくための情報を患者さんから聞き出せないまま、ということもあります。
だからこそ、家族にも話しを聞くことがある話しです。
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