どんな資格なのか具体的に理解しておこう
2020年10月20日
これから薬剤師を目指そうと考えている人は少なくありませんが、具体的にどんな仕事なのか知っておくことは必要です。資格を取得するためにはどうしたらいいのか、どんな仕事をすることができるのかを理解しておくことが良い結果を招くことにつながる為、必ず覚えておきましょう。
主にどんなことをやる仕事なのか
医療関係の仕事の中でも、医薬品のスペシャリストであることが、薬剤師の仕事として知られており、医薬品を取り扱うことができる資格となっています。薬局や医療機関で医師が処方した処方箋に基づいて薬を患者に提供し、どのように飲んだらいいのか説明する仕事です。
この時飲み合わせがあったら、事前に伝えておくことで、飲み合わせが発生しないような薬に変えられるか確認してもらえます。医療関係の医薬品をはじめ、市販されている風邪薬やかゆみ止めなどの一般用医薬品に関しても販売、および相談に乗ることを許されているのが特徴です。
なる為にはどのような方法を取るべきか
基本的に受験資格を取ることができる学校に通い、卒業することで資格試験を受けられる受験資格を得られることになります。薬学系の学科を設置している大学に通うことが受験資格となっていますが、夜学と呼ばれる夜間の大学や通信教育は存在していない為、注意してください。
薬科関係の大学は6年間通うことになりますが、6年間通って卒業できた人間こそ、資格を取ることができるため、確認してから受験することになります。毎年3月に2日間の日程で実施されており、合格すると厚生労働省の名簿に登録され、免許を与えられます。
その後、2年に1度厚生労働省に届け出ることで、生涯資格を使うことができるようになっていますが、申請を忘れると大変なことになる為注意が必要です。
資格を取ったらできる仕事は何があるか
勤務先に関しては様々なところが存在していますが、薬剤関係が一般的です。製薬会社をはじめとして薬局、ドラッグストアなど多彩に存在しています。また、学校や公共機関と関係する仕事もできるようになりますが、募集は狭き門となっているので、確認してから募集に応募することが必要です。
それ以外では意外なことに、エステを運営する企業などで募集をしていることもあります。エステや化粧品会社では自社の化粧品を開発するときに、薬剤関係の知識がある人を募集している為、資格を持つ人を優遇する事が少なくありません。
どんな企業が募集をかけているのか確認し、応募するといいでしょう。