家事と仕事を両立させるためのポイント
2020年10月16日
薬剤師として働く人の中には、仕事と家庭の両立をしたいと考えている人も少なくありません。具体的にどんな部分に注意をしたらいいのか、コツはあるのかなどを把握しておくといいでしょう。無理して正規社員にこだわるのではなく、自分たちでできる最良の働き方を選ぶことも必要です。
どのように働きたいのかを考えて勤務する
結婚や出産、育児など、女性で薬剤関係の資格を持って働く人の中には、様々なことを同時に行わなければならないことが多いといいます。仕事でもプライベートで求められる部分が多い世の中で、どのように両立したらいいのかわからない人は少なくありません。
対策として考える事は、自分がどのように生活をしたいのか、どのように働きたいのかを考えることです。家庭を優先して子供が成長するまではパートやアルバイトとして働き、子供が育ってから再び正社員として働く方法はあります。
普段どんな働き方をしたいのか、どれくらいの期間パートで働くのか、働き方によって収入にどのような影響があるのかなどを総合的に考え、勤務のやり方を変化させることが必要となるでしょう。
もちろん育児だけではなく、病気療養や介護などでも同じことが言えます。
できる事は自分でして任せられる部分は任せる
正社員として積極的に仕事に取り組む場合、家事や育児に多少影響が出てくる可能性があります。理解のあるパートナーがいれば問題ありませんが、パートナーも多忙で協力が期待できない場合、機械や他人の力を借りることも必要といえます。
たとえば、洗濯機で洗濯物を干す作業は家事の中でも重労働になりますが、洗濯物を干す作業を乾燥機に任せることで、時間を他の事に使うことが可能です。干してしまう作業を省略するだけでも他の事をやる時間に使えるため、機械ができる事は機械に任せませんか。
食器洗い乾燥機や、自動で風呂掃除をする風呂釜などを使うと、さらに時間を効率化できます。機械だけではなく、家政婦や家事代行サービスも利用すると便利です。出費の分は年収を稼ぐことで、トータルで快適な暮らしをしつつ、有意義な働き方ができるでしょう。
完璧を目指さず7割くらいを目指すように
家事も育児も仕事も完ぺきを目指しすぎると、どこかで無理が生じてストレスになり、破綻してしまう可能性が高いです。対策として挙げられているのは、7割くらい出来れば上出来と毎日行動することだといえます。
たとえば、子供と遊ぶことを優先し、食事をレトルトやスーパーのお惣菜で済ませる日があってもいいように、仕事を優先して子供を祖父母に預ける日があってもいいでしょう。大切なのは自分だけですべてをやりすぎない事、周囲に頼れる人がいるなら、頼ることです。