薬剤師の資格の魅力について書いてみた日記!?

資格をいかしてどうキャリアアップしていくのか

2017年04月15日
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薬を扱う薬剤師になるには国家資格が必要で、薬の専門家を主として、病院や薬局以外にも行政や製薬会社など幅広い分野で活躍することができます。ここでは、国家資格取得後のキャリアアップの方法について詳しく紹介しています。

■基本的なキャリアアップの方向性

薬剤師の役割として、従業員の監督や医薬品の管理などを行うものがあり、これは特別な資格がなくても薬剤師であればなることができます。しかし、実際には3年以上の経験を求められることが多いです。その経験を積んだ後に、自ら薬局を開業する人もいます。また、病院勤務の場合には、後輩スペシャリストを指導する立場になったり、将来的には主任や薬局長などの役職につくなどのキャリアアップが考えられます。病院の中で、必要不可欠だと感じてもらえるようになるためには、業務の中で携わっている分野などについて積極的に勉強をおこない、自分の専門分野を持つことがとても重要です。どこで働くにしても、生涯にわたって勉強し続け、新しい知識を身につけておくことが必要な仕事です。

■研修で専門分野のスキルをみがく

多くの団体や学会では研修を行っています。業務経験を重ねていきながら、研修を受け知識や技術を深めていくことで認定薬剤師の資格を得ることが可能です。一定期間に所定の研修を受け、その成果を認定された者が該当します。分野によってはさらに専門薬剤師を目指せる制度もあり、チームで役立つほか職種と共通の専門資格もあります。漢方薬や生薬に関する専門知識を習得し、能力と適性を兼ね備えた者やがん薬物療法に関する実務経験と専門的知識をもつ者、薬学生の実務実習の指導にあたることができる者など様々です。また、栄養療法についてすぐれた知識と技能を有する医療スタッフとして、あるいは糖尿病患者の自己管理を指導する医療スタッフとして働くこともできます。

■関連資格を取得して活躍する人も多い

この国家資格は医療という分野に限らず、公衆衛生に関わるさまざまな分野においても必要とされています。認定薬剤師や専門薬剤師であれば申請するだけで取得できる関連資格や、資格取得が有利になる資格、試験の一部が免除になるものなどもたくさんあります。たとえば、スポーツファーマシストといって、スポーツをする人に薬に関する指導や教育を行い、ドーピングを防止する認定資格や、栄養情報担当者やサプリメントアドバイザーなど健康食品やサプリメントについて指導や相談を行う専門家などもあります。また、薬物犯罪の調査や違法薬物の取り締まりをおこなう麻薬取締官のように公務員などで職務に就くために資格が必須になっているものなどもあるほどです。


 

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