性格や適正に応じた働き方ができる
2019年09月24日
薬剤師の国家資格を持っている人は、ドラッグストアのスタッフとして、顧客に薬に関してのアドバイスをしたりする仕事をすることが出来ます。製薬会社などの研究職として働くこともできるので、自分の働きやすい職場を見つけることが出来るでしょう。病院などの医療の最先端の現場で実務のスキルを上達させていくこともできます。働くことを通じて薬学の知識を深めていきたいという人は、大学に残って働き続けるという道もあるでしょう。
卒業後に研究開発を続けていく道もある薬学部は基本的には6年制のカリキュラムとしている大学がほとんどであり、卒業後は就職する人が多いですが、大学院に残って薬学の研究を継続することもできます。有名な大学であれば、製薬会社と連携して新薬の研究を実施することも出来るので、最先端の医薬品の開発に携わりたいという人には良いでしょう。
大学院卒業後は、大学に残って研究を続けていく道もあり、将来は教授を目指していくこともできます。大学の教職員として働いている場合には、定期的に論文を学会に発表することが必要となるので、文章を執筆することが得意な人の方が向いているでしょう。
大学に残って研究をしていくほかに、製薬会社の研究職として活躍している薬剤師もおり、その会社が得意としている医薬品分野に特化した研究を続けていくことが可能です。大学に残るよりも研究開発費が充実していることが多いので、研究開発の幅もかなり広くなる特徴があります。
大きな製薬会社であれば、研究用の施設や設備等のかなり充実しているので、自由なアイディアで新しい薬の開発に取り組むことが出来ます。自分が携わった新薬がドラッグストアの売り場に並び、多くの人を助けるものとなれば、かなりやりがいを感じることが出来るでしょう。
製薬会社の研究職はじっくりと室内で実験を繰り返すことになるので、性格的に向いていない人もいるでしょう。処方箋を出したり、ドラッグストアで接客をするような仕事であれば、多くの人と接することが出来るので、研究よりも接客が好きな人には良いでしょう。
薬剤師の仕事でも働き方は様々なものがあるので、自分の性格に合っている分野で活躍することが出来ます。処方箋薬局でも、たくさんの種類の薬を扱っているような店舗であれば、薬学知識を向上させていくことが出来て、やりがいがあります。