薬剤師がどのくらい働いているか事情を知っておこう
2019年09月09日
派遣薬剤師として働いているときには時給制で仕事をすることになりますが、どのくらいの時間、働いていることが多いのでしょうか。職場を決めるときにどのような条件を選べるか、実際に現場で働いているときに残業はあるのかといった実態を把握しておきましょう。
働く時間はどのくらいのことが多いのかどのくらいの時間、勤務しなければならないかは働く職場を決めるときに契約で決定するのが一般的です。職場から出されている求人で週に何日、一日何時間などといった形で厳密に決められている場合もありますが、週何日以上、一日何時間以上となっていて交渉次第で決められることも多くなっています。
希望すればフルタイム勤務をすることも、週一日だけ、一日三時間くらいという働き方をすることも可能です。時間帯についてもシフト制になっていて希望に応じて働ける場合が多くなっています。
ただ、正社員の産休や育休の間の補充員などの場合には、その人が本来働くはずだった時間帯に勤務することを求められる場合もあるので注意しましょう。
調剤薬局やドラッグストア、病院などで働くことができますが、このような現場の種類によって勤務時間には違いがあるのでしょうか。基本的にはオープンしている時間帯が異なるので働く曜日や時間帯に違いが生じることはあるものの、フルタイム勤務から短時間勤務まで幅広く選べることは同じです。
ただ、病院では日数は少なくても一日あたりの勤務は長めに設定されていることが多くなっています。ドラッグストアは土日も夜も開いていることが多いので夕方以降や週末の勤務が発生することがありますが、基本的には契約の時点で定めた曜日や時間帯にだけ働けば良いので拒否することが可能です。
残業によって長く働かされるのではないかと懸念する人もいるでしょう。しかし、派遣社員は勤務先と直接の雇用関係を持っていないため、残業を強制されることはないのが原則です。
契約をしたときに現場の上司から残業の指示を受けたら従うということを定めている場合には残業をすることになるので注意しなければなりません。そうでない場合には定められた時間通りに働くことが求められます。時間内に終えられないような業務量だった場合にも、時間が来たら仕事をやめて他の人に任せてしまって問題ありません。