薬剤師が派遣で働くと時給はどうなるか
2019年09月06日
派遣薬剤師として調剤薬局やドラッグストアで働いて生計を立てている人もいますが、本当に裕福な生活を送れるほどに稼げるのでしょうか。その給料がどのくらいになっているのかを確認し、働き方の候補として数えるべきかを考えてみましょう。
一般的な給与の相場はどのくらいか派遣薬剤師として働いているとアルバイトやパートに比べて高い時給になっているのが通例です。どのくらいの給与水準になっているかは本人の経験や知識、現場の種類や働く地域などによって大きく左右されますが、1時間あたりで低くても2500円くらいになっていて、高い場合には5000円を超えることがあるというのが実態です。
仮に4000円になっていたとすると一日5時間、週に5日間働いたとすると一週間で100000円稼ぐことができます。1ヶ月を四週間として少し短めに見積もったとしても月収が400000円になります。年収にすれば480000円なので、日本人の平均年収よりも高くなってしまうのです。
フルタイム勤務と同じ時間で働くこともできるため、この1.5倍くらいの収入を得ることはそれほど難しくはありません。
一般的には同じ職場で働く期間が数ヶ月から3年の間で設定されるようになっています。長くても1年というのが通例で、1年間の勤務を終えるタイミングで更新して、合計では3年働くというケースが典型的です。この契約のときに何曜日の何時から何時まで働くかが定められていて、1時間あたりの給料についても明確に決定されています。
そのため、特に欠勤や遅刻、早退をしない限りは毎日、あるいは毎週同じ収入を得られるのが普通です。契約の更新のときには勤務日や勤務時間に加え、給与についても見直しが行われるのが一般的になっています。
通常は昇給を受けられるので更新によって給料が上がる場合がほとんどです。
給与水準の決め方は職場によって異なるものの、基本的には経験が豊富な人材ほど高い時給で受け入れる仕組みになっています。経験が豊富で的確な仕事をスピーディーに行える人材は高く評価されるべきというのは雇用形態が違うからといって差別される点ではありません。
そのため、色々な職場を経験して実力をつけてきた人は高い待遇で次の職場に迎え入れてもらえるのが通例です。経験を積むモチベーションを上げられる仕組みと言えるでしょう。