薬剤師の資格の魅力について書いてみた日記!?

危険な物の取り扱いの保安と管理

2017年04月04日
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薬品と言うと身近な医薬品や市販薬がありますが、他にも病院や化学工場には危険な薬品もあります。そんな危険な物質を扱う場所では、保安や管理をする人が必要です。専門的な知識がないと出来ない仕事で、薬品に詳しい人材が向いています。

■消防法によって決められている責任者

火災が発生する恐れのある物質を危険物と呼び、消防法によってこの物質を扱う場には責任者が必要になります。この責任者は取り扱いの資格が必要で、専門知識を持った人がしなくてはなりません。危険な物質は間違った取り扱いをすると、火災や爆発と言った大事故につながってしまいます。そこで安全に保管をしておいたり取り扱うためや、その場所で働く社員にも的確な指導をする事が出来ます。この責任者の仕事は危険な物質の取り扱いや、定期点検と保安の監督が基本になります。仕事をする職場としては化学工場やガソリンスタンド、石油貯蔵タンクなどの施設で求められている仕事です。薬剤師なら大学や病院の仕事もあります。

■すべての危険な物質を扱える免許

危険物を扱うような場所では、取り扱い責任者が必要不可欠になります。この取り扱い責任者には専門的な資格が必要で、種類が3種類に分かれていて取り扱う物質が違います。甲種では全種類の危険な物質を取り扱う事ができ、乙種では第1類から題6類までと決まっています。また丙種と言うのはガソリンや灯油、そして軽油や重油と言った危険な物質の取り扱いです。この甲種の取り扱い責任者は大学で化学を学んだ人、化学の単位を15以上取得している人が条件です。また乙種の免許を持っていることと、修士や博士の学位も持っていることも条件になります。薬剤師にはこれらの条件を満たしていて、合格率も60から80パーセントと高めです。

■二つの専門スキルを身に付ける魅力

薬剤師そして危険物取扱者と二つの資格があると、メリットや薬品を扱う仕事として魅力があります。大学や病院そして研究所や製薬企業や工場など、危険な物質を扱っている施設はたくさん存在します。求人情報でも二つの専門スキルのある人の募集もあり、選べる職場の幅がかなり広くなるのがメリットです。薬品の調剤や服用の指導だけではなく、薬品を扱うより高度な技術や知識を身に付ける魅力があります。またこの危険な物質を取り扱える免許には、永久に使う事が出来るのもメリットになります。また甲種には保安監督者になる事が出来たり、講習を受ければ防火や防災管理者の免許も取得する事も出来ます。


 

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