薬剤師の資格の魅力について書いてみた日記!?

専門スキルを獲得して仕事をするには

2017年04月01日
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医療系の専門職のうち、薬剤のスペシャリストになる働き方があります。国家試験を受けて取得しますが、そのために必要となる費用の把握をしておきましょう。試験を受けるためにかかるコストだけではないので、総額で検討することが推奨されます。

■薬学を学ぶ大学に入る費用を先に計算

薬剤のスペシャリストの仕事をするには、薬科大学に入学するのが初めの段階です。試験に関しては各大学で費用やレベルが異なるので、それぞれの詳細を確認する必要があります。またいくつかの大学を併願する人もいますので、仮に3か所の大学を受けるとしても、交通費や宿泊費、試験の費用も含め、30万円程度はかかると考えたほうがよいでしょう。この費用相場についても、お住まいの地域から大学までの距離によって変動するので、大まかな目安にしてください。また、合格をより確実なものにしたい人は、専門の予備校に行くことがあるので、予備校費用が別途かかります。最初のステップとして必要な費用も含めた予算を検討しましょう。

■受験資格を得るためにかかる費用

薬剤師になるには、国家試験に合格することが条件です。しかし、その前に試験を受けるための条件をクリアすることが必要です。以前は4年間の薬学過程を経て卒業、もしくは卒業見込みであれば試験が受けられました。しかし、2012年度3月から6年制過程が導入されたことにより、6年間薬学の過程を学んで卒業もしくは卒業見込みと証明して試験を受けることになりました。薬学が学べる大学は全国に数多くありますが、その6年間の学費を平均すると、1200万円程度になるといわれています。もちろん、国立大学と私立大学のどちらを選択するかで、試験を受けるための条件クリアまでにかかる値段は大きく変わります。また、奨学金などの制度も活用できるので、事前に情報を収集しましょう。

■試験を受ける時に必要な経費とは

受験の条件をクリアしたら、薬剤師の国家試験に向けて準備を始めましょう。まず試験そのものの費用で必要なのが6800円、合格した後に資格者登録をするのに約3万円程度かかります。また、試験開催地は北海道、宮城県、東京都、石川県、愛知県、大阪府、広島県、徳島県、福岡県と全国9カ所に限定されます。試験を受けるには各開催地までの移動が必要な場合もあるので、最も近い場所までの費用計算をしておきましょう。試験は1日目に基礎薬学や衛生薬学、薬事法機・制度に関する出題があり、2日目にも医療薬学の試験を受けます。試験を受ける時は、試験を受ける費用・資格者登録費用の他に、交通費と宿泊費を合わせて値段の計算をしておきましょう。


 

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